爆発力のある馬券予想:競馬

2022年のG1レース戦績は11戦6勝で約600万円獲得!展開面やレース中の不利で恵着順と人気を落とした穴馬を狙います。ランク分けのの競馬予想を提供。

天皇賞・春

京都11レース

天皇賞・春

天皇賞春平均ラップ
13.0-11.8-11.8-11.9-12.2-11.9-11.8-12.9-12.7-12.6-12.5-12.3-11.9-11.7-11.6-12.1=3.15.5
4F×4で表記
49.3-48.8-50.1-47.3

京都芝3200mは、約4mの山登りを2回行うコース設定になっている。
ポイントは、2回目の山だ。
残り6ハロン地点から残り4ハロン地点にかけて約4mの山を登り、
残り4ハロン地点から0.5ハロンで約4mの坂を一気にくだる。
そこから先は直線平坦が待っている。

ラップ構成を見た場合、ラスト4ハロンか5ハロン地点からラップが上がる
ケースになるのが特徴である。

山の頂点手前、つまり坂を駆け上がる地点から加速をした場合、
完全なる底力勝負となり、昨年のフェイムゲームの様な後方待機の底力特化型の
馬が台頭してくる。

坂の頂点を境に坂を下りながら加速を始める場合、ラスト4ハロンの持続力勝負となり、
中距離実績を伴うスピードタイプの馬の出番となる。

後方待機馬であれば、ゴールドシップの様なまくりタイプ、
先行馬であれば、早めにスパートをかけて脚をなし崩しに使わせるタイプが
いれば5ハロン手前から加速ラップを踏む消耗戦となるが、
本レースにおいては、出現しないという判断だ。

どんなラップ構成になったとしても、ラスト1ハロンはラップが急落する。
いかにスタミナがあろうとも、そもそものスピードの絶対値が低い場合、
消耗度が激しくなるのが必定。
中距離レースにおける持続戦好走実績は必須となるのだ。

阪神大賞典
13.0-11.6-12.5-12.2-12.3-12.2-12.6-13.7-13.3-12.6-12.3-11.9-11.6-11.6-12.4
ラスト4ハロンからの持続戦。
加速ポイントから捲っていったシュヴァルグランは強い競馬をしている。

大阪杯
12.8-11.5-12.5-12.1-12.2-12.5-12.1-11.3-10.9-11.4
ラスト3ハロンで急加速。先行馬有利で後続はなし崩しに脚を使わされた計算。
キタサンブラック武豊Jが演出したラップは完璧だった。
驚くのは、58kを背負いながら急加速ラップを踏み、
しかも10.9秒を叩き出している点だ。
相当なパワーと能力がなければ出来ない芸当で、
キタサンブラックはレースの巧さばかり強調されているが、
G1級の資質があるとしっかり認識すべきだろう。

日経賞
7.0-12.1-12.6-13.1-13.1-13.7-13.5-13.2-12.4-12.2-11.8-10.9-11.2
中盤が明らかに緩く、実質ラスト3ハロンの競馬。
ラスト2ハロンで10秒台まで急加速しているくらいに先行馬有利の流れ。
56kのサウンズオブアースは勝たなければいけない競馬で、
58kゴールドアクターとの勝負付けは済んだ印象。
レースそのものは評価に値しない。

京都記念
13.0-12.0-13.0-13.0-12.6-12.7-12.4-12.3-12.1-12.1-12.5
馬場コンディションが悪く、レースとしての評価は度外視するべき。
前半は馬場が悪いとはいえ明らかに緩く、後傾持続戦であった。

日経新春杯
13.1-11.2-11.8-13.0-12.9-12.4-12.8-12.0-11.6-11.7-11.8-11.6
ラスト5ハロンが速い持続戦となった。
坂の頂点手前から加速を続け、最後も失速しない流れの中、
最後方から最速の上りで差し切ったレーヴミストラルは強い競馬をしていた。
しかし、4ハロン目と5ハロン目が明らかに緩く、脚を溜められた点が大きかったと
判断出来る。
天皇賞は2回の山登りがあるうえ、ここまで緩んで脚を溜められるとは考えられず、
追い込み一手の競馬ではさすがに厳しいと判断せざるを得ない。

有馬記念
7.0-11.7-12.2-12.5-12.7-12.8-12.6-12.6-12.0-11.9-11.5-11.3-12.2
ラスト5ハロン地点から加速を続け、後続が差を詰める隙を与えない
先行有利の流れであった。
キタサンブラックにとっては勝っていきたいレースであったことは事実だ。
評価としては、それでも差を詰めたアルバートやアドマイヤデウスに着目しておきたい。
能力面で劣ることはなく、完全なる位置取りの差が結果につながったものと判断出来る。

ステイヤーズS
13.2-11.7-13.0-13.6-13.0-12.6-12.0-12.6-12.4-12.5-13.3-13.2-13.1-12.4-11.6-12.0-11.8-11.9
緩急入り乱れる厳しいラップ構成であった。
ラスト5ハロンが速い持続戦となっており、しかも11.6まで急加速するポイントも出現している。
直線だけで0.8秒もちぎり捨てたアルバートはメンバーレベル抜きにして相当強い競馬をしている。

菊花賞
12.7-11.1-11.6-12.3-12.5-13.1-13.7-13.7-11.8-12.1-12.0-11.9-11.6-12.2-11.6
京都3000mはラスト6ハロン地点から山登りに差し掛かる。
ラップ構成を見ると、山の登板ポイントから加速を続けている計算となり、
相当な持続力が要求される展開となっていた。
勝ったキタサンブラックは挙動が巧みであったことが評価されているが、
これだけの厳しい流れに対応できた点を評価すべきであり、
資質の幅が大きいと考えるべきだろう。

4ハロンの持続戦、2回の山登り、中距離実績を考慮すると、
結論はキタサンブラックに行き着く。
逃げる展開になり、早めに捲り上げる馬が出現した場合は馬券をあきらめなければ
ならないが、武豊Jであれば好位のインに張り付くしたたかな競馬をしてくれるだろう。

皐月賞の結果

中山11レース

皐月賞の結果

皐月賞過去5年ラップ構成(東京で開催された2011年は除く)
2010年ヴィクトワールピサ
12.1-10.9-12.4-12.1-12.6-12.5-12.3-12.1-11.8-12.0=2.00.8
60.1-60.7
2012年ゴールドシップ
12.4-11.1-12.3-11.9-11.4-11.6-12.2-12.7-13.6-12.1=2.01.3
59.1-62.2
2013年ロゴタイプ
12.0-10.6-11.5-11.6-12.3-12.1-12.0-11.9-12.0-12.0=1.58.0
58.0-60.0
2014年イスラボニータ
12.3-11.4-11.9-11.9-12.7-12.1-12.0-11.6-11.7-12.0=1.59.6
60.2-59.4
2015年ドゥラメンテ
12.5-10.7-12.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.7-11.4-11.6=1.58.2
59.2-59.0

過去5年平均ラップ
12.2-10.9-12.0-11.8-12.2-12.1-12.1-12.0-12.1-11.9=1.59.3

中山芝2000mは、スタート後1ハロン経過すると約5mの坂を2ハロンかけて登り、
そこから2ハロンかけて4mの坂を下る。
そこから3ハロン平坦を走り、残り2ハロン地点から残り1ハロンにかけて約1mの坂を下り、
ラスト1ハロンで約3mの急坂を駆け上がるコース形態になっている。

弥生賞平均ラップ
12.6-11.2-12.3-12.8-12.8-12.4-12.0-11.9-11.6-12.1=2.01.7
皐月賞平均ラップ
12.2-10.9-12.0-11.8-12.2-12.1-12.1-12.0-12.1-11.9=1.59.3

弥生賞4分割ラップ
36.1-25.6-24.4-35.6
皐月賞4分割ラップ
35.1-24.0-24.2-36.0

弥生賞と皐月賞がリンクしない理由として、坂を駆け上がる前半の入りが明らかに
異なる点が挙げられる。
山登りを終えた後に12.8-12.8と息を入れられる弥生賞と12.0で推移していく皐月賞では、中盤の厳しさが違いすぎるのだ。
G1になると格段に厳しいペースになるため、弥生賞の成績をそのまま鵜呑みにすることが出来ない。

ゴールドシップの年は中盤に11秒台が3つ並ぶ異様なハイペースで推移する消耗戦となっており、
先行馬が壊滅する異例のラップであったが、
基本的にはラップの起伏が少なく、急加速ラップは出現しない。
前半に5mの山登りをハイペースで行うために、先行馬が急加速出来るほどに余力が残されていないためである。

前半の登板が大きなポイントであり、
それを踏まえて中盤の厳しさとともに、
一貫して速いラップでも持続できる底力をポイントに予想を組み立てていきたい。

今年のトライアルからみていこう。
弥生賞
12.5-10.5-11.3-12.2-13.0-12.8-12.5-12.5-11.3-11.3
34.3-25.2-25.3-35.1
弥生賞と皐月賞がリンクしない話、急加速ラップを踏めることはそれだけ先行馬に余力がある話を
してきたが、本レースは逆に相当に先行馬に厳しいレースであった。
事実逃げた馬が12着、2番手が11着、3番手が8着に敗れている。
登板する前半の入りが34.3と皐月賞と比較をしても極めて速く、終盤で先行馬が失速する要因になっている。
ここを引っかかりながら4番手につけたリオンディーズは完全に失速してもおかしくない流れであった。
中盤で一気に緩むものの、そこから早め2番手まで押し上げたリオンディーズが急加速ラップの出現の
起因となっており、結果的にそれが先行馬壊滅の致命傷になっている。
力で先行馬をねじ伏せた印象だ。
整理すると、登板の前半をゆっくり入り、中盤緩んだところでポジションを押し上げ、
ラストで一気に瞬発力を発揮したマカヒキに完全に嵌った流れであって、
リオンディーズにとっては、自滅してもおかしくない自爆的なレースであった。
にもかかわらず首差2着に入線するのだから、その能力に疑いを持つ余地はない。
間違いなくマカヒキを逆転出来るはずだ。
この評価にはラップ的な観点から絶対の自信がある。
実は、4番手につけたエアスピネルにとっても厳しい流れであったことは明白で、
評価されているほどにマカヒキとは差をつけられない。
リオンディーズ>マカヒキ=エアスピネル
の序列で考えたい。

スプリングS
12.7-11.5-11.8-12.3-12.0-11.6-12.0-11.6-12.6
緩みがない点は評価出来、ラスト1ハロンで失速するラップ構成から先行馬に厳しい流れ
(2番手、3番手追走馬が10着、11着と大敗)であった。
しかし、登板の前半3ハロンの入りが36.0と緩く、35秒台になる皐月賞のラップになった場合、
さらに1ハロンの延長に対応出来るかとなると厳しいと言わざるを得ない。
穴人気のロードクエストにとっては、ラストの失速に乗じて差し切らなければならない流れであった。
前半に最後方に置かれ過ぎた感も否めず、1秒は速い入りになった場合、追走に苦労するだろう。
馬券的に先行したマウントロブソンは距離短縮のNHKマイルカップで狙いたい馬で、
ロードクエストは逆に距離延長の皐月賞でヒモ穴で狙いたい馬である。

若葉S
12.8-11.4-13.0-13.0-11.6-12.3-12.0-11.7-11.9-12.5
スタート後に坂を駆け上がる点(2m登板、中山はさらに厳しく5m)で似ており、
例年若葉S好走馬が穴をあけるが、本レースに関しては坂を上がった後に13.0-13.0と一気に緩んで息が入る
流れになっている点が皐月賞馬になるためには評価出来ないところだ。
ただし、そこから一気に急加速して残り6ハロンにわたって速い流れの中、3角から捲っていき
粘りとおしたアドマイヤダイオウは馬券圏内の穴としては十分に評価できるものと評価出来る。

きさらぎ賞
12.9-10.8-11.8-12.0-12.3-12.2-11.7-11.9-11.3
中盤に緩みがない中、ラストまで加速を続けるラップを最速の上りで0.6秒差をつけた。
特に3ハロンメモ11.8秒と息を入れるポイントが出現しない厳しいレースラップであり、
その流れでラスト3ハロンが速いラップになるのは、いくら京都の平坦といえども簡単な事ではない。
ゆえに、サトノダイヤモンドはその能力に疑いを持つことは出来ない。

阪神芝2000m(2歳戦)
12.9-11.4-13.5-12.9-13.1-12.8-12.6-11.8-11.5-11.3
完全なる後傾ラップで、実質ラスト3ハロンの競馬であった。
ラストで急加速出来るくらいに先行馬に余力がある流れ(逃げ馬2着、3番手2着、2番手5着)を
サトノダイヤモンドは直線だけで0.6秒もちぎり捨てた。
その末脚は怪物級であり、ディープインパクトを彷彿させるものであった。
しかし、皐月賞で要求される資質とは別次元のものであり、このレースの結果をそのまま評価することは出来ない。
ただし、きさらぎ賞では一転して緩みがないラップ構成となっており、
資質の幅を示す内容と評価出来るため、G1レベルであるという評価に異論はない。

共同通信杯
12.7-11.3-11.8-12.1-12.1-11.8-11.5-11.8-12.3
前後半イーブンで、緩みがない一貫ラップであった。
評価できる点は、3ハロン目も11.8と緩まずに息が入らない厳しいラップであった点だ。
稍重の馬場であったことを考えると評価出来るものであり、
皐月賞での前半の登板にも十分対応できる資質があると判断出来る。
ディーマジェスティには注意を払いたい。

朝日杯2歳S
12.5-10.8-11.4-12.6-12.7-11.9-10.8-11.7
中盤で緩み、ラストで急加速する流れを最後方15番手から最速の上りで差し切った
リオンディーズは相当に強い競馬をした計算になる。
事実、2番目に早い上りを出したエアスピネルより0.7秒も速かった。
急加速ラップでも難なく対応出来る資質を示しており、
弥生賞で見せた持久力を考えれば、少なくとも皐月賞を勝つための死角は考えられない。

本命は、リオンディーズとした。
弥生賞のレベルはかなりのもので、この馬が他馬に負けるシーンは考えられない。
ドゥラメンテよりも強い競馬を見せてくれることを期待したい。

◎リオンディーズは5着に敗れ、不的中となりました。

皐月賞

中山11レース

皐月賞

皐月賞過去5年ラップ構成(東京で開催された2011年は除く)
2010年ヴィクトワールピサ
12.1-10.9-12.4-12.1-12.6-12.5-12.3-12.1-11.8-12.0=2.00.8
60.1-60.7
2012年ゴールドシップ
12.4-11.1-12.3-11.9-11.4-11.6-12.2-12.7-13.6-12.1=2.01.3
59.1-62.2
2013年ロゴタイプ
12.0-10.6-11.5-11.6-12.3-12.1-12.0-11.9-12.0-12.0=1.58.0
58.0-60.0
2014年イスラボニータ
12.3-11.4-11.9-11.9-12.7-12.1-12.0-11.6-11.7-12.0=1.59.6
60.2-59.4
2015年ドゥラメンテ
12.5-10.7-12.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.7-11.4-11.6=1.58.2
59.2-59.0

過去5年平均ラップ
12.2-10.9-12.0-11.8-12.2-12.1-12.1-12.0-12.1-11.9=1.59.3

中山芝2000mは、スタート後1ハロン経過すると約5mの坂を2ハロンかけて登り、
そこから2ハロンかけて4mの坂を下る。
そこから3ハロン平坦を走り、残り2ハロン地点から残り1ハロンにかけて約1mの坂を下り、
ラスト1ハロンで約3mの急坂を駆け上がるコース形態になっている。

弥生賞平均ラップ
12.6-11.2-12.3-12.8-12.8-12.4-12.0-11.9-11.6-12.1=2.01.7
皐月賞平均ラップ
12.2-10.9-12.0-11.8-12.2-12.1-12.1-12.0-12.1-11.9=1.59.3

弥生賞4分割ラップ
36.1-25.6-24.4-35.6
皐月賞4分割ラップ
35.1-24.0-24.2-36.0

弥生賞と皐月賞がリンクしない理由として、坂を駆け上がる前半の入りが明らかに
異なる点が挙げられる。
山登りを終えた後に12.8-12.8と息を入れられる弥生賞と12.0で推移していく皐月賞では、中盤の厳しさが違いすぎるのだ。
G1になると格段に厳しいペースになるため、弥生賞の成績をそのまま鵜呑みにすることが出来ない。

ゴールドシップの年は中盤に11秒台が3つ並ぶ異様なハイペースで推移する消耗戦となっており、
先行馬が壊滅する異例のラップであったが、
基本的にはラップの起伏が少なく、急加速ラップは出現しない。
前半に5mの山登りをハイペースで行うために、先行馬が急加速出来るほどに余力が残されていないためである。

前半の登板が大きなポイントであり、
それを踏まえて中盤の厳しさとともに、
一貫して速いラップでも持続できる底力をポイントに予想を組み立てていきたい。

今年のトライアルからみていこう。
弥生賞
12.5-10.5-11.3-12.2-13.0-12.8-12.5-12.5-11.3-11.3
34.3-25.2-25.3-35.1
弥生賞と皐月賞がリンクしない話、急加速ラップを踏めることはそれだけ先行馬に余力がある話を
してきたが、本レースは逆に相当に先行馬に厳しいレースであった。
事実逃げた馬が12着、2番手が11着、3番手が8着に敗れている。
登板する前半の入りが34.3と皐月賞と比較をしても極めて速く、終盤で先行馬が失速する要因になっている。
ここを引っかかりながら4番手につけたリオンディーズは完全に失速してもおかしくない流れであった。
中盤で一気に緩むものの、そこから早め2番手まで押し上げたリオンディーズが急加速ラップの出現の
起因となっており、結果的にそれが先行馬壊滅の致命傷になっている。
力で先行馬をねじ伏せた印象だ。
整理すると、登板の前半をゆっくり入り、中盤緩んだところでポジションを押し上げ、
ラストで一気に瞬発力を発揮したマカヒキに完全に嵌った流れであって、
リオンディーズにとっては、自滅してもおかしくない自爆的なレースであった。
にもかかわらず首差2着に入線するのだから、その能力に疑いを持つ余地はない。
間違いなくマカヒキを逆転出来るはずだ。
この評価にはラップ的な観点から絶対の自信がある。
実は、4番手につけたエアスピネルにとっても厳しい流れであったことは明白で、
評価されているほどにマカヒキとは差をつけられない。
リオンディーズ>マカヒキ=エアスピネル
の序列で考えたい。

スプリングS
12.7-11.5-11.8-12.3-12.0-11.6-12.0-11.6-12.6
緩みがない点は評価出来、ラスト1ハロンで失速するラップ構成から先行馬に厳しい流れ
(2番手、3番手追走馬が10着、11着と大敗)であった。
しかし、登板の前半3ハロンの入りが36.0と緩く、35秒台になる皐月賞のラップになった場合、
さらに1ハロンの延長に対応出来るかとなると厳しいと言わざるを得ない。
穴人気のロードクエストにとっては、ラストの失速に乗じて差し切らなければならない流れであった。
前半に最後方に置かれ過ぎた感も否めず、1秒は速い入りになった場合、追走に苦労するだろう。
馬券的に先行したマウントロブソンは距離短縮のNHKマイルカップで狙いたい馬で、
ロードクエストは逆に距離延長の皐月賞でヒモ穴で狙いたい馬である。

若葉S
12.8-11.4-13.0-13.0-11.6-12.3-12.0-11.7-11.9-12.5
スタート後に坂を駆け上がる点(2m登板、中山はさらに厳しく5m)で似ており、
例年若葉S好走馬が穴をあけるが、本レースに関しては坂を上がった後に13.0-13.0と一気に緩んで息が入る
流れになっている点が皐月賞馬になるためには評価出来ないところだ。
ただし、そこから一気に急加速して残り6ハロンにわたって速い流れの中、3角から捲っていき
粘りとおしたアドマイヤダイオウは馬券圏内の穴としては十分に評価できるものと評価出来る。

きさらぎ賞
12.9-10.8-11.8-12.0-12.3-12.2-11.7-11.9-11.3
中盤に緩みがない中、ラストまで加速を続けるラップを最速の上りで0.6秒差をつけた。
特に3ハロンメモ11.8秒と息を入れるポイントが出現しない厳しいレースラップであり、
その流れでラスト3ハロンが速いラップになるのは、いくら京都の平坦といえども簡単な事ではない。
ゆえに、サトノダイヤモンドはその能力に疑いを持つことは出来ない。

阪神芝2000m(2歳戦)
12.9-11.4-13.5-12.9-13.1-12.8-12.6-11.8-11.5-11.3
完全なる後傾ラップで、実質ラスト3ハロンの競馬であった。
ラストで急加速出来るくらいに先行馬に余力がある流れ(逃げ馬2着、3番手2着、2番手5着)を
サトノダイヤモンドは直線だけで0.6秒もちぎり捨てた。
その末脚は怪物級であり、ディープインパクトを彷彿させるものであった。
しかし、皐月賞で要求される資質とは別次元のものであり、このレースの結果をそのまま評価することは出来ない。
ただし、きさらぎ賞では一転して緩みがないラップ構成となっており、
資質の幅を示す内容と評価出来るため、G1レベルであるという評価に異論はない。

共同通信杯
12.7-11.3-11.8-12.1-12.1-11.8-11.5-11.8-12.3
前後半イーブンで、緩みがない一貫ラップであった。
評価できる点は、3ハロン目も11.8と緩まずに息が入らない厳しいラップであった点だ。
稍重の馬場であったことを考えると評価出来るものであり、
皐月賞での前半の登板にも十分対応できる資質があると判断出来る。
ディーマジェスティには注意を払いたい。

朝日杯2歳S
12.5-10.8-11.4-12.6-12.7-11.9-10.8-11.7
中盤で緩み、ラストで急加速する流れを最後方15番手から最速の上りで差し切った
リオンディーズは相当に強い競馬をした計算になる。
事実、2番目に早い上りを出したエアスピネルより0.7秒も速かった。
急加速ラップでも難なく対応出来る資質を示しており、
弥生賞で見せた持久力を考えれば、少なくとも皐月賞を勝つための死角は考えられない。

本命は、リオンディーズとした。
弥生賞のレベルはかなりのもので、この馬が他馬に負けるシーンは考えられない。
ドゥラメンテよりも強い競馬を見せてくれることを期待したい。
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